まずはUpdatePanelに静的にトリガーを設定する方法です。
UpdatePanelのプロパティから設定を行います。
UpdatePanel1のPostBackTriggerにButton1を設定した場合、aspxファイルは以下のようになります。
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"> <head runat="server"> <title></title> </head> <body> <form id="form1" runat="server"> <asp:ScriptManager ID="ScriptManager1" runat="server"> </asp:ScriptManager> <asp:UpdatePanel ID="UpdatePanel1" runat="server"> <ContentTemplate> <asp:Button ID="Button1" runat="server" Text="Button" /> <asp:Button ID="Button2" runat="server" Text="Button" /> </ContentTemplate> <Triggers> <asp:PostBackTrigger ControlID="Button1" /> </Triggers> </asp:UpdatePanel> </form> </body> </html>
14~16行目のTriggersのところにButton1が設定されます。
このPostBackTriggerを動的に追加したい場合、ScriptManagerのRegisterPostBackControlメソッドを利用して、ポストバックのコントロールを設定する必要があります。
//<asp:PostBackTrigger ControlID="Button2" />と同様の動作をする。 this.ScriptManager1.RegisterPostBackControl(this.Button2);
ScriptManager.RegisterPostBackControl メソッド
UpdatePanel コントロール内でポストバック コントロールをトリガーとして登録するには、RegisterPostBackControl メソッドを使用します。 このメソッドで登録されたコントロールは、UpdatePanel コントロールのコンテンツのみを更新するのではなく、ページ全体を更新します。 UpdatePanel コントロールの外部でこのメソッドを使用してポストバック コントロールを登録しても、これらのコントロールは既定では非同期ポストバックを実行しないため、影響を及ぼしません。
ちなみに、RegisterPostBackControlメソッドを使用して設定した場合、ポストバックの処理が発生するたびに設定がクリアされます。
必要に応じて、RegisterPostBackControlメソッドを実行する必要があるので注意してください。