携帯電話(俗にいうガラケー)からスマートフォンに機種変更したとき、きれいなまま使用していきたいという思いから、スマホのケースを買うことにしました。

デザインには全くこだわりがなかったので、値段の安さという点のみで探し始めたのですが、どの素材のケースを買うかすごく迷ってしまいました。

結局、迷いに迷って、以下の素材の違うケースを3つ購入しました。

  • ポリカーボネート
    ハードケースと言われるもの。プラスチックの一種。固い。

  • シリコン
    ソフトケースと言われるもの。柔らかく、グニャグニャできる。

  • TPU
    ソフトとハードの中間のもの。ハードより柔らかいが、ソフトより固い。

全てELECOMの商品で、保護シート付で500円です。

せっかくいろいろ買ったので、それぞれケースを比較し、個人的な意見でまとめてみます。

※Xperia rayのケースを比較しています。機種により異なる部分があるかと思います。

比較されるケースたち
まずは装着時の写真紹介

じゃっかんピンぼけしてる部分もありますが・・・

ポリカーボネート 前面
ポリカーボネート 背面
シリコン 前面
シリコン 背面
TPU 前面
TPU 背面
スマホを守ってる感 ランキング


1位 シリコン
2位 TPU
3位 ポリカーボネート

全てのケースにおいて、カメラ部分、マイク部分、外部とコードで繋ぐような箇所(充電コード、イヤホン、ストラップの所)は守られていません。

シリコンの場合、背面、側面、上部、下部が守られており、電源ボタンや音量ボタンも守られています。

柔らかさをいかして、ケースの上からでもボタン操作ができるような仕組みになっています。

TPUの場合、背面、側面、上部、下部が守られていますが、電源ボタンや音量ボタンは守られていません。

シリコンより固い素材のため、ケースの上からは押せないようです。

ポリカーボネートの場合、背面、側面のみ、守られており、上部、下部、電源ボタンや音量ボタンは守られていません。

守られてる部分は一番少ないです。

上部、下部まで守るとなると、ケースの着脱ができなくなるから、このような形なのかな。

スマホの守備力を高めたいのであれば、シリコンケースがいいのかもしれません。

ただし、実際に落として衝撃を与えたわけではないですし、素材により衝撃に耐えうる力も違うと思いますので、一概には言えませんが・・・

あくまで「守ってる感」ランキングです。

摩擦力 ランキング


1位   シリコン
2位タイ TPU・ポリカーボネート

ケースがいかに滑らないかということです。

これには素材の違いが結果に大きく響きました。

シリコンがダントツの1位です。

僕はよくソファーに仰向けに寝ころび、テレビを見ながらスマホをいじるのですが、腕が疲れてくるとスマホをお腹の上に置いて腕を休ませます。

そのとき、シリコンだと絶対に落ちないのですが、他2つは洋服で滑り落ちそうになります。

しかたないので、ソファー近くのテーブルに置くようにしましたが・・・

他にも車のダッシュボードの上などにちょこんと置いた場合なども、シリコンは滑りませんが、他の二つはツルツルです。

ポケットから取り出しやすさ ランキング


1位タイ ポリカーボネート・TPU
3位   シリコン

摩擦力の影響が大きいランキングになりますが。。。

シリコンはひじょーーーーーにポケットから取り出しづらいです。

シャツのポケットから取り出す時、確実に一度シャツが引っ張られます。

スーツのズボンのポケットでは、もっと悲惨で確実に中の布まで引っ張ってきます。

バッグのちいさなポケットなどに入れていても同様です。

取り出すという行為を行なう場合、シリコンは非常に不便さを感じます。

ホコリがつきにくい ランキング


1位 ポリカーボネート
2位 TPU
3位 シリコン

ポリカーボネート、TPUの場合、ほとんどホコリは付きませんし、付いた場合でも簡単に拭き取れます。

しかし、シリコンの場合、すっごく小さな布の繊維のようなホコリがいっぱい付きます。

小さなテッシュの毛?みたいなホコリです。

普段使ってるだけで、そのようなホコリがいっぱい付いてきます。

そして、それを取ろうとしてなかなか落ちないのです。

洗ってしまえば簡単に落ちるのですが、またすぐに付いてしまいます。

他の人にホコリ一杯の状態で、「ホコリがついて、すごくイヤだ」とスマホを見せたのですが、「そんなの気にもならん」と一蹴されてしまいましたが・・・

気にならない人は気にならない程度のホコリです。

ケースのはずしやすさ ランキング


1位   シリコン
2位タイ TPU・ポリカーボネート

ケースの着けやすさは特に差はありません。

どれも簡単に装着できます。

しかし、はずしやすさはかなりの差がありました。

シリコンは柔らかい素材でそれなりに伸縮性もあるので、簡単にはずせます。

しかし、他の二つはまったく伸びないため、はずすのが大変でした。

はずす際、上手にはずせないと背面の電池カバーまでケースと一緒にはずれてしまい、今度はケースから電池カバーをはずす作業に手間取ります。

ただ、今回はいろいろ試すため、何回もケースを付けたりはずしたりしましたが、普段はそうそうはずす機会もない気がします。

ケース装着時の大きさ ランキング


1位タイ シリコン・TPU
3位   ポリカーボネート

大きい順に順位付けしています。

これは僅差の戦いでした。

縦、横、高さをおおまかに測ってみたところ、シリコン、TPUの大きさはあまり変わりませんでした。

ポリカーボネートのみ、他の2つより、縦、横、高さ、ともに1mm程度、小さかったです。

「それくらいの差、気になる?」って思うでしょ?

でもね。

持ってみると全然違うんですよ。

ポリカーボネートのケースを装着して使った後、他のケースを装着して使うと、「なんかデカッ!」って思います。

まぁ比べてしまったがために、そう感じてしまったので、最初からシリコンとか使ってる人にとっては、そんなこと感じないのかもしれませんね。

結局、どのケースを使うことにしたのか・・・

いろいろと自分が気になる部分をランキングにしてみましたが、結局、ポリカーボネートにしました。

大きな理由は以下の通りです。

  1. ホコリが極端にイヤ!
    これはもう一番イヤでした。小さなホコリとはいえ、気になりだすとイヤなんです。
  2. 大きいのはイヤ!
    1mmの差とはいえ・・・
    大きいスマホがイヤで、あえて小さいスマホ(Xperia ray)を買ったのに、わざわざ大きくなるケースを着けたくなかったのです。
  3. ポケットから取り出しにくいのはイヤ!
    いちいち布引っ張られるの、めんどくさい。

「スマホを守ってる感」では、守備力の高いシリコンに引かれましたし、「摩擦力」でも、どこでも滑らないシリコンに引かれました。

しかし、ホコリがどうしても・・・

最終的に、小さなホコリが気になり、ちょっとした大きさの差が気になるという、自分のちっぽけさ(神経質さ?)が浮き彫りになっただけのような気がする・・・

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